人のふんどしで相撲を取る

私が本当は口に出して言いたいこと

悪口を言うのは…

 

1人に対して、複数で

 

聞こえよがしに悪口を言うのは、

さぞかし気持ちのいいものなのでしょう。

 

コソコソと、チラチラと視線を投げつけながら

ひそひそ、クスクス笑う。

 

安全な距離から、

確実に聞こえるように、

 

「~してんじゃねーよ」

「あいつ、~じゃね?」

「むかつく」 etc.

 

相手が悲しんだり、苦しんたりする姿を見て、

 

「あー、スッキリした!」

「気分最高!」

「気持ちいー!!」

 

なんてね、思っているのでしょうか。

さぞかし、幸せなのでしょうね。

 

 

 

君たちが、その腐った口から放った言葉は、

品のない笑いは、

嫌らしい蔑みの視線は、

 

間違いなく、ターゲットに届いたでしょう。

相手に確実に、ダメージを与えたことでしょう。

君らの意図した通りに。

おめでとうございます。

 

 

でも、

君たちが、その腐った口から放った言葉、

品のない笑い、

嫌らしい蔑みの視線のほとんどは、

 

ターゲットの身体を通り越え、

空気中に散っていきました。

 

そして、

世界を巡り、宇宙に伝わり、

増幅した悪意とともに、

それを生み出した親の元に帰ってきます。

川をさかのぼって戻って来る、サケのように。

 

それはいつになるのかわかりません。

1年後かもしれないし、5年後、10年後。

君らが死んだあと、君らの子どもに、子孫のもとに

辿りつくかもしれません。

 

「ただいま、未来の子たち。

君たちのお父さんが、お母さんが、

かつて放った言葉と、下品な笑い、

嫌らしい視線だよ。

さあ、受けとめておくれ」

 

 

あるいは、年をとってみすぼらしい老人になった

君たちの元に、返ってくるかもしれない。

 

一度口から放たれたエネルギーは、

消すことはできません。

そこに込められた悪意とともに永遠に存在し、

宇宙に漂い続けます。

持ち主の元に戻る日まで。

 

 

君が発した悪意のメッセージは、

未来の君への贈り物。

 

君が誰かを幸せにした言葉は、

未来のあなたへの贈り物。

 

 

君らが誰かを深く傷つけたこと。

それは、誰かが涙を流して終わるわけじゃない。

 

人を苦しめたこと、その罪を、

これから一生をかけて

償っていかなければならないってことを、

忘れないように。